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概要

chiisanamachi

121れていった。平成13年度予算要求において6,473千円が予算化、組織・定数要求では専任の組織・担当者が配属されることになった。そして平成14年3月に基本計画が策定され、町並博の実像が描かれていく。この基本計画において、開催場所は「大洲・内子・宇和を中心とする圏域一円」とされた。地域を南予に限定したことについては、中予は従来から道後温泉を中心とした観光施策が展開され、東予は平成11年度に瀬戸内海大橋完成記念イベント「しまなみ海道‘99」を開催していたため、今回高速道路が南予へ延伸する機会をとらえて南予での開催としたのである。町並博は、「道後温泉」「しまなみ海道」に続く愛媛県の新たな観光ブランドとして「南予」の認識をめざしている。そしてそれぞれの地域が個性や特色をアピ-ルする「十町十色(とまちといろ)」を合塩屋町の町並み。慶長10年(1605)奉行田中林斎が城下に塩売買特許の塩屋町を設けた。幕末に町名を志保町と改めた。