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概要

chiisanamachi

122い言葉に、住民グル-プの自主企画イベントを柱にしている。住民の主体的な参画を支援することが、今後の観光まちづくり活動を推進する原動力になると考えられている。※4住民グル-プの自主企画イベントは愛媛県南予地域観光振興イベント実行委員会により認定され、町並博のプログラムに組み込まれ実施される。3市22町3村で合計82のイベントがプログラム認定された。そのなかで大洲市は一番多い17の認定プログラムが展開されている。●肱川(ひじかわ)に抱かれた大洲のまち大洲市は肱川の岸辺に開けた城下町である。肱川の河港であったことから「大津」と呼ばれていた。大津城は藤堂高虎が慶長年間(1596~1615)に築いたとされる。大津から「大洲」になったのは中町3丁目付近の町並み。木造2階建ての屋根、1階の軒のラインが統一されて建ち並んでおり、懐かしさ漂う景観を形成している。※4 「えひめ町並博」は、形としては知事が会長とする政官財中心の体制で進行しているが、実質は主会場となる南予各地に6箇所の実行委員会を置き、県の職員と地元の委員がタイアップしながら進められている。町並博の一番大きな推進力は、住民グル-プの自主企画イベントである。地域の自主企画に対して、継続可能な活動を条件に、最大100万円の補助金が用意されている。「はりきりリヤカ-隊」「ハイパ-ポコペン・大洲まぼろし探偵団本舗」など、名称だけでも興味ある、継続事業が展開されている。