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127■Chapter 11御所ごせ(奈良県)寺内町と城下町が重合したまち●ふたつの町で構成されるまち成立時期や機能、形態が異なる2つの町が、双子のように、時代を経ても現在も息づいている町を全国に見出すことができる。旧清水市は、江尻宿と清水湊の異なる機能をもつ2つの町が発展し拡大していった都市であり、明治の地図を見ると屈曲する東海道に江尻町が張り付き、巴川沿いに清水町が市街地を形成するという明確な差異を読みとることができる。藤枝市は、田中城の城下町と宿場町としての藤枝宿が存在した。明治に入って宿場から遠く離れた場所に停車場(駅)ができたことにより新市街地が形成され、新旧ふたつの町が相互に引き合いながら拡大膨張し、現在に至っている。磐田市は、天平時代に国府が、近世には代官■Chapter 11御所ごせ(奈良県)寺内町と城下町が重合したまち