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概要

chiisanamachi

131誇り、この地域を支配していた豪族葛城氏や巨勢氏に関する記述が古事記、日本書紀に多く見られる。東御所の東に位置する吉祥草寺は、634年に御所市茅原で生まれた役小角(えんのおずぬ)の開祖と伝えられる。小角は葛城山に入り呪術を修得するが、後に彼の呪術は民衆を妖惑するということで伊豆大島に流されてしまう。3年後701年に帰国するが、その最期は定かではない※4。平安時代になって行者の称を以って呼ばれるようになり、鎌倉時代には修験道の開祖として祭り上げられた。●御所まちの3つの特徴★同時期に成立し計画された街であること★現在も成立基盤が明確に存在していること★百年以上経つ豪壮な 町家が多く、日常生活が※4 小角(おづぬ)の最期は、虚空もしくは天に飛び去ったとも、また渡海し唐に入ったとも伝えられている。西北角の長命地蔵のある鉤型街路。住宅は福飯家:明治32年(1899)建築。慶安4年(1651)から昭和37年(1962)まで旅館を営んでいた。2003.9.20