ブックタイトルchiisanamachi
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133寺内町は中世後期に成立・発展した都市である。東御所にある円照寺は天文5年(1546)の創建といわれ、このとき寺内町が計画され成立したものと思われる。寺内町としての東御所は成立時期も遅く、規模も小さい。これが 御所藩の城下町として、円照寺を中心とする寺内町を取り込み、さらに中世以降発達しつつあった葛城川西の市場町をも組み入れたと考えられる。寛保年間1740年代に描かれた絵図が今に残さ吉村家(中本町):文政3年(1830)建築。街路の角に建ち、表は北面しているが、棟が南北で妻入りとなっている。辻の松が見事で目を引く。