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161大聖寺は寺が要塞化したもので、鎌倉時代には僧兵の拠点となっていた場所である。室町時代に蓮如が浄土真宗(一向宗)の布教のため、越前・加賀地方を拠点※1に勢力を伸ばし、大聖寺もその過程で重要な場所となり、錦城山に城を構える山城として整えられていく。■Chapter 15大聖寺だいしょうじ(石川県)“あったらもん”を活かすまち旧大聖寺川の川面の景観。水際に遊歩道が整備されている。※1 蓮如(1415~99)は、鎌倉時代の初め親鸞によっておこされた浄土真宗を熱心に布教し、門徒は数百万になったといわれる。浄土真宗の寺を核に形成された寺内町については、Chapter12井波と城端(富山県)を参照されたい。※ “あったらもん”とは、加賀地方の方言で「捨てられない尊いもの」の意。