ブックタイトルchiisanamachi

概要

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173北の屋台のコンセプトは「人」である。店主の個性が輝いている。そして店主と客、客と客のコミュニケ－ションが心を通わせる。屋台は３坪の空間にコの字型のカウンタ－があり４本の柱と屋根が付いている。コの字型が直線のカウンタ－とは違って放射状にコミュニケ－ションを生む※6のである。2005年8月、帯広2泊目の夜も北の屋台に出かけた。そこで偶然いっしょになった愛国町の農場主と意気投合し、あくる日農場に招待され、とれたてのトウキビやトマトをごちそうになった。そして近くに建つ火の見櫓に案内されたのである。コの字の屋台の空間が北海道初めての火の見櫓の発見につながった。しかもたまたまいた新聞記者に注目され、8月末紙面に大きく取り上げられたのである。北の屋台の食の味わい、場の雰囲気、人との出会いがまさに結実したひとときであった。＜コラム＞ 北の屋台のレイアウト ※6もう少し間口を広くとって客が出入りしやすいようにという声もあったが、奥の客がトイレ等に出入りの際、入口側の客に立ってもらった時に掛ける一言が会話をはじめるきっかけになるという。URL： http://www.kitanoyatai.com北の屋台の状況をリアルタイムで全国に発信している。これは帯広市民に向けられているのだという。一度ご覧ください。北の屋台の雰囲気を味わうことができます。