ブックタイトルchiisanamachi
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概要
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175親友※1が長崎県高島町の出身だった。大学2年の講義が修了した3月、もうすぐ行けなくなるから今のうちに行ってみないかと誘われ、1974年3月、軍艦島の土を踏んだ。●石炭採掘で始まった人工都市軍艦島※2は長崎県西彼杵（そのぎ）郡高島町端島（はしま）のことである。長崎港から約18kmの海上に浮かぶ東西160ｍ南北480ｍ、面積約6.3haの小さな島である。1810（文化7）年に石炭が発見された当時は岩■Chapter 17軍艦島（長崎県）朽ちていく超高密未来都市※1 松岡紀行君。現在、福岡市内で設計事務所を主宰。中学校まで高島で過ごす。高校は長崎市内に下宿した。※2 1921（大正10）年、端島の姿が軍艦土佐に似ていることから、長崎日日新聞が「軍艦島」として一般に紹介した。