ブックタイトルchiisanamachi
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211家屋配置図がある。棟が南北方向の民家は、集落の中央を流れる竜田(たった)川の西に多く、かつ方向がほぼ同じである。ところが、棟方向が東西の民家は川の東に多く、南北方向ほど向きが一定ではなく不規則であることがわかる。これらのことがなぜ起こったのだろうか。地形との関係か、水の流路との関係か、あるいは、と考えるがなかなか読み解けない。●集落の発展形の現れか生きられた茅葺き民家の建築年代は江戸から明治にかけてと推定されている。集落自体の成立は中世あるいはそれ以前といわれている※3。仮説だが、棟方向が南水路には豊富な水が流れている。※3 伝建地区の中央を南北に横切る都市計画街路があり、幅員9mから22~25mに拡幅する計画があった。町並みを分断することから、都市計画マスタ-プランにおいて早い時期に見直すとして位置づけることで解決し、保存地区の都市計画決定をした。