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概要

chiisanamachi

214八女市※1は天正15年(1587)福島城の築城により城下町として成立したが、元和6年(1620)久留米藩の支配下になり廃城した。その寿命、わずか33年であった。●妻入り入母屋の商家が特徴福島城は三重の堀によって囲まれ、中堀と外堀■Chapter 23八や女め福ふく島しま(福岡県)美しい日本の私でありたい※1 「八女」という市名は『日本書紀』に現われる女神の名から生まれた。この地を訪れた景行天皇が「山なみがとても美しい。山中に神がおられるのだろうか」と尋ねられたとき、お側の者が「山中に八女津媛(やめつひめ)という女神がおられます」と答えたという。「福島」の地名は8世紀ころ、豊前(大分県)の宇佐八幡宮の勧請の歴史に初めて出てくる。明治29年(1896)八女郡役所が福島町におかれた。昭和29年(1954)4月、町村合併により福島市となり、同日名称変更により八女市が成立した。