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218岐阜県美濃市で平成17年10月に開催された全国町並みゼミにおいて、各地のまちづくり活動の報告があり、高口さんは自身の活動の取り組みを発表した。若い人がどのような気持ちで活動しているのか、というフロアからの質問に高口さんは次のように答えたのだった―「美しい日本の私でありたい」わたしは、この言葉に大切な意味を感じて深い感銘を受けた。誰もみんな日々の生活の場所は美しくあってほしいと思う。美しくなることをめざして活動する「私」がそれぞれの地域でたくさん存在することになれば、日本は確実に美しくなっていくだろうという願いが込められていると感じた。そして「私でありたい」という言葉から、確かな自分の気持ちを大切にして生きていきたいという強い意志を感じることができる。自分の生き方をもって一歩づつ歩んでいきたいと思う。その意味を感じて、わたしはうれしくなった。【参考文献】『未来へ継承するぞ町並み文化』第29回全国町並みゼミ八女福島大会 2006年10月 八女福島大会実行委員会編集発行全国町並みゼミの事務局スタッフとして駆け回る高口愛さん。