ブックタイトルchiisanamachi

概要

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44●伝説の「人間居住社会研究会」前回7月号で、四半世紀前のことを伝説となってしまったこととして、述べた。今回は、つい最近のことであるが、すでに伝説となりつつあることからはじめたいと思う。・静岡県民になった日私が静岡県民になった日は、1979(昭和54)年4月1日である。当時の新幹線は、まだ静岡にも浜松にも「ひかり」は停車していなかった。京都から東京への行き来は専ら「ひかり」に乗って静岡県を素通りしていた。降りたことも歩いたこともなかった静岡県の地を仕事場として選び、静岡県職員としての第一歩を歩きはじめた＊1。友人、知人がいた■Chapter 4下水道と電信柱（欧州と日本）美しさの歴史的背景※1 なぜ静岡県を選んだか、静岡県は「多様性」に満ちており、このような地域にはさまざまな町や村が存在し、きっとおもしろいに違いないと感じたからである。まさに日本の縮図だと思った。拙著『まちの個性を、どう読み解くか』はじめにを参照していただきたい。（静岡新聞社から出版：税・送料共2,000円で頒布、ご連絡あれば即送付いたします。Tel；054‐221‐3092／E‐mail；[email protected]）